浦和レッズは6日、17位と低迷するチームの強化体制を再編すると発表した。淵田社長はさいたま市内で取材に応じ「新しい監督を選ぶなら、新しい体制で前に進むべきだと考えた」と、5月初旬にも新監督を決定したい意向を示した。今季開幕から5試合を終えて2分け3敗と白星がなく、2日には堀孝史監督を解任した。

 強化部門の統括は立花洋一副社長が担い、中村修三氏(59)が7日付で新設するGMに2年間のプロ契約で就任する。中村氏は81年から90年まで三菱重工でプレーし、引退後は94年に浦和の強化部課長、06年から08年にもGMを務めている。