立ち上がりはアルビレックス新潟が攻勢。前半10分、右CKからDF広瀬がヘディングもバーに当たる。13分、左サイドから上がったDF渡辺基のシュートはファーに外れる。

 FC東京は前半19分、ペナルティーエリア外からのFKをMF久保が直接狙うが、新潟GK大谷がキャッチ。

 新潟は前半34分、右CKからゴール前で混戦。ポストに当たったはね返りをFW矢野が押し込んで先制する。

 新潟が1点リードで折り返した。

 後半開始から東京はMFリッピ・ヴェローゾとFW平岡を投入。後半2分、リッピ・ヴェローゾがいきなり右サイドを突破してゴールに迫る。

 新潟は後半に入っても、前線からのプレスと球際のしつこさを継続。東京にチャンスをつくらせない。

 後半30分、東京が追いつく。シュートのこぼれ球ををFW矢島が頭で押し込んだ。

 東京は後半36分に勝ち越す。平岡のパスをFW富樫が流し込む。

 後半39分、新潟は右CKからDF大武がヘディングを決めて同点、さらに45分、途中出場のFW田中からのヒールパスをDF川口が決めて勝ち越した。

 新潟は勝ち点を7に伸ばし、次節に準々決勝進出の可能性を残した。東京は1次リーグ敗退が決まった。