J1のジュビロ磐田は10日、横浜F・マリノス戦(2日)で起きたDFギレルメの暴力行為について、同クラブの木村稔社長名で謝罪した。

 「あらためまして、横浜F・マリノスに関わる全ての皆さま、Jリーグを支えてくださっている皆さま、ジュビロ磐田を日ごろより応援していただいている皆さまに、非常に重大なご迷惑をおかけしました事、ならびに不快な思いをさせてしまいました事を深くおわび申し上げます。2度とこのような事態が発生しないよう『リスペクト精神』『フェアプレー精神』を遵守すべく、全選手、スタッフに対し指導を徹底し、クラブ一丸となり再発防止に取り組んで参る所存でございます。誠に申し訳ございませんでした」

 ギレルメは横浜戦で2度目の警告により退場となった際、近くにいた横浜MF喜田の大腿(だいたい)部を蹴りつけ、さらに相手スタッフに肘打ちした。規律委員会は映像検証や本人への事実確認の上「暴行・脅迫及び一般大衆に対する挑発行為」に相当するとして6試合出場停止の厳罰を科した。対象は第14~19節で12日のヴィッセル神戸戦から8月1日のガンバ大阪戦まで。