ワールドカップ(W杯)ロシア大会に出場した、浦和レッズDF槙野智章(31)と遠藤航(25)が、J2松本山雅との天皇杯3回戦の先発メンバーに入った。

 槙野は6月28日の1次リーグ・ポーランド戦にフル出場、遠藤はW杯で出場機会がなかった。2人は5日にロシアから帰国し、8日にさいたま市内で行われた浦和の練習に合流。遠藤は「個人的には出られなかった悔しさと、チームとしてああいう形で負けてしまった悔しさ、両方あります。帰ってきてモチベーションはすごく高い状態にある。まずは天皇杯、100%の準備をしてやっていければ」んどと松本山雅戦の出場に強い意欲を見せていた

 浦和と松本の間には、因縁がある。松本が北信越1部リーグで戦っていた2009年10月11日に、同じ松本で天皇杯2回戦を戦い、松本が浦和を2-0で破る大金星を挙げている。

 松本がJ1で戦った15年のリーグ戦は浦和が2勝しているが、天皇杯の戦いは09年以来9年ぶりとなる。松本は現在、J2で3連勝と好調で首位に立ち、ここ2戦で3ゴールと好調のFW高崎寛之は、08年から11年まで浦和に在籍していたが、この日はベンチスタートだ。