ガンバ大阪の宮本恒靖新監督(41)が25日、大阪・吹田市内で初練習を行った。非公開で約1時間半練習。以下、練習後の一問一答。

 

 -初練習を終えて

 宮本監督 暑い時間、精力的にメニューをこなしてくれた。レビー(クルピ前監督)の時は守備、攻撃も自由度が高すぎた。個人の良さを生かしながら、協力してやれば楽にプレーできる。今日は守備を重点的にやりました。

 -新監督の意気込み

 宮本監督 苦しい状況を打開していきたい。お世話になったクラブ。恩返ししたい。力を出すことによってチームを好転させたい。

 -監督就任に至るまでクラブとは長時間話し合った

 宮本監督 自分としては前向きに考えていた。どういうものが求められているのか、聞きたかった。指導者(監督)を目標にしていた中で、自分が想像していたものよりかは(トップチームの監督になる)タイミングは少し早くなった。

 -U-23からも数人呼んだ

 宮本監督 チームの活性化を図りたい。連戦なので、コンディションも考えて。(MF高やFW一美は)呼ぶにあたって、しっかりやってもらいたい。

 -監督の中には青い血が流れる

 宮本監督 もちろんある。最近、吹田のお客さんが減っているのも気がかり。お客さんは正直なので。

 -重圧と楽しみどちらが大きいか

 宮本監督 両方ある。

 -監督の考えるガンバらしさとは

 宮本監督 技術だけではなくて、フィジカルでも上回る。相手を圧倒したい。(黄金時代の)道に戻したい。強いガンバでいなきゃいけない。自分だけじゃできないので、力を合わせてやっていきたい。

 -クラブへの要求、確認は

 宮本監督 補強の有無。スタッフのことも含めて。コミュニケーションを取っていきたい。