J1柏レイソル入りが決定的となっているケニア代表FWマイケル・オルンガ(24=貴州智誠)が7日、柏の練習に初参加した。

 先週末に来日してメディカルチェックなどを行っており、正式契約へ向けた準備を進めている。この日はチームメートらとは離れ、室内で約1時間、ランニングなどの別メニュー調整を行った。ケニア人選手がJリーグでプレーするのは史上初となる。

 オルンガは身長190センチを超える長身が武器の大型FWで、20節終了時点で勝ち点23の13位と低迷するチームの起爆剤として期待されている。クラブ関係者によると、長身のセンターFWの獲得は加藤望監督の要望もあったといい「左利きでヘディングも強く、守備でも貢献できる。今までにないオプションになるのは間違いない」と話す。 オルンガは昨季はスペイン1部ジローナに期限付き移籍してプレーしており、14試合3得点を記録。Jリーグ初のケニア出身助っ人が、柏浮上のきっかけとなるか。