名古屋グランパスMF八反田康平(28)が退場を反省した。前半42分に勝ち越しを許し、直後の同44分に1枚目の警告を受けた。さらにロスタイムに入った同46分、相手選手へ行ったスライディングがラフプレーの判定。

わずか2分で2枚の警告を受けて退場となってしまった八反田は「直前で(警告を)もらっていたのに、止まれなかった。言い訳になると思うけど(相手の足に)当たってはいなかった。でも、足の裏を見せてしまった。みんなに迷惑を掛けてしまって申し訳ない」と猛省した。

後半は1人少ないながらも、攻撃の形を作り出してシュート6本を放った。

風間八宏監督(57)も「ハーフタイムにボールを持てれば、11人でも10人でも関係ない、と話した。選手が自信を持ってやれば、チャンスを作れると思えたんじゃないか」と、手応えを得た様子。だが、前半だけで両軍合わせて4枚の警告とPK2度という荒れた展開だったため「審判にお願いですが、(相手が)ものすごい手を使って押してきていた。そういうところは見て欲しい」と注文した。