セレッソ大阪が、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝を見据えて主力を温存した鹿島アントラーズに敗れた。攻守にミスが目立ち、後半7分にCKから失点。シュート14本を放ちながら、ゴールを奪えなかった。

尹晶煥監督(45)はショックを隠せず「大きな目標を持って鹿島に来たが、こういった結果になったのは自分の責任」。勝てば、目標に掲げた逆転3位へ展望が開けたが、厳しい状況となった。

FW柿谷曜一朗(28)は「目標を見失わず、前に進んでいかないと」と鼓舞。FW杉本健勇(25)も「ここで下がっていたらズルズルいく。ラスト4試合なんで、全部勝ちたいと思う」と必死に切り替えた。