J2のヴァンフォーレ甲府が29日、宮崎市陸上競技場で鹿島アントラーズと練習試合(30分×4本)を行い、3-1で勝利した。

1本目は、鹿島のコーナーキックからFWウタカ(37)とFWバホス(25)が2人で高速カウンターを仕掛け、最後は左サイドの森晃太(21)がネットを揺らした。2本目はフリーキックから、3本目はPKで加点。4本目はコーナーキックから失点し、伊藤彰監督が目標掲げた「無失点」はならなかったが鹿島に粘り強い戦いを見せた。それでも指揮官はセットプレーでの失点に「集中してやらないといけない。それでないと勝ち点を奪えなくなる。そこをチームとしてやっていかなければならない」と厳しかった。