ベガルタ仙台と浦和レッズの開幕戦はスコアレスドローに終わった。

前半は両チームとも大きなチャンスはなし。仙台が27分にFW長沢駿(30)のヘッド、38分にFWハモン・ロペス(29)が右足シュートを放ち、浦和は13分にFW興梠慎三(32)がヘディングで合わせた程度だった。

後半、この試合最初のビッグチャンスが仙台に訪れる。12分、左ウイングバック関口訓充(33)が切り返して右足で上げたクロスが、長沢の頭にピタリ。シュートは枠をとらえたが、GK西川周作(32)の好セーブに阻まれた。浦和も19分にDF山中亮輔(25)の折り返しをMFエヴェルトン(26)が左足でシュートしたが、枠上に消えた。その後は仙台が優位に試合を進め、後半ロスタイム1分にMF蜂須賀孝治(28)の左足ロングシュートで沸かせたが、ゴールならず。両軍とも得点が遠い試合だった。