北海道コンサドーレ札幌MF荒野拓馬(25)が、自身初のホーム開幕スタメンでの連勝を誓った。

7日、清水エスパルスとのホーム開幕戦(9日、札幌ドーム)へ向けた練習を同会場で行った。前節浦和戦で右太もも前を痛めていたが、この日練習に合流。「チームが勝つためにいいプレーをしたい」と気合を入れた。

札幌出身のプロ8年目が、初めて本拠地でのシーズン初戦を先発で戦う。右足甲骨折の手術の影響で出遅れた昨季は途中出場だった。「毎年この時期はケガから復帰するくらい。ホーム開幕で気持ちが入る部分もあるけど、冷静になって自分のやるべきことをしっかりやりたい」と、高まる気持ちを落ち着かせる。

荒野ら浦和レッズ戦先発組は前日6日に札幌へ戻り、1月から始まった長期キャンプを終了した。地元だけに「友達や家族と会えるのでいい」と、居心地の良さを感じている。前節の走行距離13キロは、第2節終了時点でリーグ2位。「あそこのポジションでやるべきことやるだけ」。持ち前の豊富な運動量で、攻守で貢献する。【保坂果那】