J1清水エスパルスDF立田悠悟(20)が決意を新たにした。14日、日本サッカー協会が発表したU-23アジア選手権タイ2020予選(22~26日、ミャンマー)に臨むU-22日本代表にメンバー入り。「1つ1つの大会が、(東京)五輪やフル代表につながる。目に見える結果とパフォーマンスを出したい」と意気込んだ。

17日には、招集前最後のリーグ戦となる神戸戦(午後2時、ノエスタ)に臨む。この日の練習では主力組のセンターバックでプレー。同位置での先発が確実だ。現在チームは、リーグ開幕から3戦勝利がない(1分け2敗)。直近2試合は計9失点と守備が崩れた。

だが、13日のルヴァン杯磐田戦では、今季初の完封で公式戦初勝利を飾った。立田もDF二見宏志(26)の負傷で後半10分から緊急出場し、試合を締めた。「満足できる内容ではないけど、結果が出たことはチームとして自信になる」。つかんだ手応えをリーグ初勝利につなげる。

敵地神戸戦は昨年、プロ初得点をマークした思い出の地でもある。「悪いイメージはない」。FWビジャ(37)MFイニエスタ(34)FWポドルスキ(33)の「VIPトリオ」を封じ、代表に弾みをつける。