浦和レッズのDF槙野智章が12日のアウェー名古屋グランパス戦(豊田ス)での32歳初勝利を誓った。

11日に32歳の誕生日を迎えた。試合前日のこの日は非公開で調整し「20代の時の槙野と、30代の時の槙野と変わらない姿をみせたいと思います。優勝争いで引き離されないためにも、ここから連勝できるようしっかり戦いたい」と意気込んだ。

名古屋にはFWジョーやMFガブリエル・シャビエル、MFジョアン・シミッチら個人技のある外国人選手が多い。「キーになる選手は抑えないといけない」と警戒し「分析はできていますし、策は考えている。そこを抑えるのは僕の仕事だと思います」と力を込めた。

また、10日には女子ワールドカップ(W杯)フランス大会(6月7日開幕)の日本代表メンバー23人が発表された。浦和レッズレディースからもFW菅沢優衣香、DF南萌華、GK池田咲紀子の3人が選出されており、槙野も「世界大会に出ることは選手としては素晴らしいことだし、ひとつのチームから3人出たことはそのチームの価値が高まっていると思う」と祝福。

自身も昨年のW杯ロシア大会で日本代表の一員として戦っており「僕もそういう経験ありますけど、選ばれた選手は周りに感謝しないといけない。自分1人の力でそこまでたどり着けたものじゃないので。いい経験で終えてほしくないし、形のあるものを本人の中でつかんでほしいですね」とエールを送った。