ジュビロ磐田FWロドリゲス(23)が31日、「置き土産弾」を誓った。1日のホーム神戸戦(エコパ、午後3時)に向け、磐田市内での練習に参加。時折笑みを浮かべながら、約1時間の最終調整を終えた助っ人は「良いモチベーションでやれている」と、順調な仕上がりを強調した。

5月27日、欧州選手権予選に臨むルクセンブルク代表入りが発表された。ロドリゲスは神戸戦後にチームを離れる。7日にリトアニア戦、10日にはウクライナ戦と連戦を控えるが「今は代表のことは考えていない。神戸戦に集中しているし、磐田のためにプレーする」とキッパリ。この日の全体練習後もグラウンドに残り、最後までシュート練習に励んだ。

前節横浜戦は0-4で完敗。今季7敗目を喫し、順位は15位に後退した。ロドリゲスもシュート3本を放ったが、空砲に終わった。「2度と同じような試合をしたくない。魅了するプレーも必要だが、今は結果が求められている。『決めたい』ではなく、決めなければいけない」。4戦ぶりのゴールでチームに勝利をもたらし、気持ちよく代表に合流する。【前田和哉】