町田ゼルビアはホームでヴァンフォーレ甲府と0-0で引き分けた。湘南ベルマーレから加入したベテランGK秋元陽太(32)の堅守が光った。

前半21分、スルーパスから甲府MF泉沢が抜け出した。これに秋元が冷静に前へ出て、泉沢のシュートをセーブし、決定的なピンチを防いだ。

ハードワークを持ち味とする両チームとも中盤でつぶし合う展開となり、攻め手を欠いた。甲府は両サイドからゴール前へクロスボールを放り込んだが、秋元が安定したプレーでボールをキャッチし、つけいるスキを与えなかった。

後半ロスタイムに甲府MF武田がエリア外からミドルシュートを放ったが、ゴール右へ外れた。

シュート数は町田が5本、甲府が4本。枠内へ飛んだシュート自体が少なく、どちらも手堅く守り重視で勝ち点1を分け合った。