J2磐田は25日、オンライン会議システム「Zoom」を利用して、サポーターズミーティングを開催した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で約2カ月間練習見学が休止していることを受け、選手が発案。「サポーターとのつながりをより強固にしたい」という思いで実現した。

クラブからはMF山田大記(31)ら3選手が自宅から参加。サポーターズクラブ会員の中から選ばれた25人とウェブ上で交流を図った。トークのテーマは「ジュビロの未来を語ろう!」。普段スタジアムで観戦しているサポーターからは「車いす席をホーム側に作ってほしい」や「座席の間隔を広げてほしい」などと率直な意見が挙がり、MF山田は「本当に知らないことが多くて、ありがたい気持ち。僕らも含めて、もっとサポーター同士が意見を言い合う場が定期的にあってもいいと思う」と訴えた。

その後は、試合がない今、クラブに求めることや、選手への質問を受け付けるなど、1時間以上議論を交わした。動画はサポーターズクラブ会員限定に公式ユーチューブチャンネルで配信。300人以上が同時に視聴するなど、サポーターの関心も高かった。【神谷亮磨】