サッカー芸人のディエゴ・加藤・マラドーナ(40)が8日、アルゼンチン代表の本家・マラドーナ氏と対面した密着動画がYouTubeに公開された。タイトルは「夢叶う ディエゴ・加藤・マラドーナのメキシコ旅」。昨年4月、マラドーナ氏がメキシコ2部のクラブを指揮していた際、スタジアムのピッチで対面を果たした。

加藤は中学時代は横浜マリノス(現在は横浜F・マリノス)の下部組織にも所属し、東京・帝京高では背番号「10」を付けてプレーした。順大卒業後、お笑いの道に入り、マラドーナのものまねが持ちネタだ。対面を果たした際、マラドーナ氏は「小さいころから、友だちだったんだ」とジョークで加藤を歓迎し、一緒にボールを蹴る夢の時間も過ごした。

対面した日は試合前日でメディア非公開だったが、クラブの広報が「日本からのゲスト」と特別に許可し、対面が実現した。加藤は「この僕がマラドーナとボールを蹴る日が来るなんて! 誰も思ってないでしょ!逆に思います? というくらいビックリしました。マラドーナが僕の太ももを触って、君は俺みたいな足をしているな、って。自分にとってチャーミングポイントで、マラドーナと似てるポイントだったのでそういう風に言っていただけてすごくううれしかったです」。

本家に「(ものまねを)やり続けてもいいですか?」と聞いたところ「もちろん」とお墨付きももらったという。加藤は「いわば公認というか、やることを認めてくれたので自信になりました。さらに堂々とディエゴ・加藤・マラドーナをやっていこうと思っていますし、ずっとやっていけるなと勝手に強い自信を持ってます。正直、10年やってきましたけど、その中で、この『ディエゴ・加藤・マラドーナ』いつまでやるんだろうって思った時もあったんです。今は、60歳でもやってくぜ、と強く思えるようになりました」と還暦まで続ける覚悟を示していた。