フットサルFリーグのエスポラーダ北海道が24日、オンラインで今季新体制会見を行った。創設時から指揮を執った小野寺隆彦初代監督(45)の後を継ぐ、金井一哉新監督(39)が決意表明した。小野寺前監督のもとで選手、コーチを務めており「小野寺さんが植え付けた切り替えの速さと走り負けないスタイルを土台に、攻守の準備の部分をしっかり整えていきたい」と方針を打ち出した。

19-20シーズンは、各クラブの若手を中心に構成されるFリーグ選抜の監督を務め、北海道より上位の10位に入った。初めて1クラブの監督を務めることになり、「北海道にはベテランの水上や鈴木といった経験豊富な選手がいる。若手もベテランも、伸びしろはある。全選手の成長を支え、生き生きプレーさせたい」と意気込んだ。

新チームは帯広北出身の堺頼人(18)、伊達市出身の小山内健太(22)が加わり、17人体制での船出となる。金井監督は「Fリーグで優勝することが最大の目標。そのために最後まであきらめないゲームを見せたい」。12チーム中11位に終わった昨季の屈辱をバネに、新シーズンへの準備を進める。【永野高輔】