横浜FCの下平隆宏監督(48)が18日、オンラインで取材に応じ19日から開始予定の全選手へのPCR検査に「出ないことを祈っています」と心境を明かした。

クラブではJリーグのガイドラインにのっとり、ミーティングは対面では行わず、アプリを利用し監督からの映像配信形式に変化。給水も個人用ボトルで、汗の付いたビブスも受け渡しをしないなど、接触にも気を配る徹底ぶりだ。指揮官は「何もなければ、選手もスタッフも安心してクラブハウス内を過ごせる。そういった意味では安心」と検査を歓迎した。

再開は7月4日の札幌戦。既にJ2との練習試合を行い「結果、内容ともにいい形でかなりよかったなと思っています」と手応え。練習もコンディションが上がっており「各ポジション2、3人いて、過密日程になってもうまく人を回しながらできるかなと」と連戦の準備は整いつつある。指揮官は、中断期間中に新たな試みを始めていることを示唆し「新しくトライしたことによって生き生きした選手がいたりして、大抜てきもあるかもしれない」と先発メンバーが開幕時と替わる可能性をほのめかしていた。