J2東京ヴェルデイのFW大久保嘉人(38)が26日、29日のホーム京都戦に向けオンライン取材に応じ、時間制限での出場が解除されたことを明かした。

大久保は右のふくらはぎを痛め6月末のリーグ再開から離脱。8月16日の水戸戦で途中出場で復帰したが、再離脱しないよう、出場時間が制限されていた。

水戸戦で9分、北九州戦で29分間プレーし少しずつ出場時間をのばしてきた。北九州戦後のコンディションに「影響はまったくない。慎重に来て良かった。もう、時間制限が解除されたので、次出られれば」と意欲を見せた。

約3カ月の離脱期間で上半身の筋トレと体幹トレーニングを続けた。「自分は太りやすいタイプでしたが、体幹をやったら全然太らなかった。体はパワーアップしたと思います」と自信を口にした。

また、14年W杯ブラジル大会でともに日本代表としてプレーした内田篤人氏の引退に「本当に早いなと思います。膝の負傷ですごい葛藤があって自分のプレーができない悔しさもあっただろうし。第2の人生で経験を生かしてほしい」とエールを送った。【岩田千代巳】