横浜FCのDF袴田裕太郎(24)が、セレッソ大阪MF坂元との同学年対決へ負けん気を口にした。

袴田は明大から昨季、横浜FCに加入。大学時代に対戦した東洋大出身の坂元に触れ「マッチアップすると思います。同年代でともに戦っていて、今、相手はすごく活躍してますけど、そこを抑えられれば状況も変わってくる。そこの対戦は負けたくない」とライバル心をのぞかせた。

2年目の今季は、左サイドバックとして現在、6試合連続で先発している。183センチの長身を生かした守備、左足のフィードが持ち味だ。以前はコミュニケーションを取ることが苦手だったが、今季はチーム内でベテランのFWカズ、MF中村に積極的に話しかけ、チームメートにもプレー面で要求を話すことでプレーの幅も広がった。「去年はピッチに出てプレーしているとき、すごく不安な気持ちだったりおどおどしてることが多々あった。でも、今はピッチに立って堂々とプレーできていると思っている」と手ごたえを口にする。「次は、アシストやセットプレーからの得点の結果と、1対1で絶対に負けない部分をこだわってやっていきたい」と4連勝へ意欲を見せた。