横浜FCはセレッソ大阪に競り負け連勝が3でストップした。0-2の後半41分、MF松尾佑介(23)の今季4得点目で追い上げ、MF中村俊輔のセットプレーなどで相手ゴールに迫ったが同点に追いつくことはできなかった。

攻守で質の違いを見せつけられ、下平隆宏監督は「格の違いを感じた」と脱帽。ただ、終盤は184センチで高さが武器のDF星をFWとして投入しパワープレーに出るなど意地は見せた。指揮官は「少しはセレッソを追い詰めた。点が取れたことはポジティブにとらえたい」としながらも、好機を確実に仕留めるC大阪との決定力の差が浮き彫りになり「クロスの精度含めてレベルが高い守備のチームにはまだまだ」と、攻撃の質の向上を課題に掲げた。中盤で攻撃のリズムをつくったMF手塚は「簡単にクロスをあげてはじかれてしまった。単調にならず、もっとじれずにボールを動かして揺さぶってもよかった」と振り返った。