東京オリンピック(五輪)世代となる湘南ベルマーレMF斉藤未月(21)が、同年代のMF菅原由勢(20=AZアルクマール)のフル代表入りを刺激に今季初ゴールを狙う。4日のFC東京とのホーム戦に備え、2日には平塚市内で非公開練習に臨んだ。

菅原の初代表入りを受け、斉藤は「オランダで欧州リーグには毎年出場するようなクラブに所属している。そこで試合に出て結果も残しているので当然だなと感じる」と納得の表情。その上で「僕は点を取り切れる部分、何かもっともっと良さを出さないと、そういう舞台には立てない」と触発された。

9月に入り、中盤の右から左で起用されるケースが増えると、徐々にペナルティーエリア内に飛び込める回数もアップしている。今季初ゴールの嗅覚が研ぎ澄まされつつある。チームも最下位と苦しんでおり、斉藤は「次の試合で(今季初得点を)決めたいと思う」と並々ならぬ決意を示していた。