北海道コンサドーレ札幌MF金子拓郎(23)が、複数ポジションでの起用にも対応する。

今季7度目の完封負け(0●1)を喫した東京戦から一夜明けた12日、札幌・宮の沢で軽めの調整を行った。負傷交代のMFチャナティップ、累積警告で次節出場停止のMF荒野を欠く中で迎えるホーム鳥栖戦に向け「ポジションはどうなるか分からないけど、連敗をしないことが大事」と力を込めた。

直近2戦は従来のシャドー(1・5列目)ではなく右サイドで先発。「自分の特長であるドリブルとかは出しやすいポジション。不自由なくやれている」。カットインや左足でのクロスの供給でチャンスはつくれていることから「決めきることができれば上位に食い込める」と自信を見せる。鳥栖には公式戦7連勝中。金子は「鳥栖はアグレッシブにプレスも来る。球際や走り負けないことを意識して勝ちたい」と意気込んだ。【浅水友輝】