J1は11月18日に3試合が行われる。各カードのoptaファクトは以下の通り。

※ファクト内の数字はJ1での成績


川崎フロンターレ – 横浜F・マリノス

・川崎対横浜FMの通算33試合では、川崎が14勝6分13敗とわずかに勝ち越している。川崎は今カード直近6試合でわずか1敗しかしておらず(3勝2分)、この間全試合で得点を挙げている(計12得点)。

・川崎は現在2試合連続未勝利(1分1敗)。また、ホームでの直近の試合では敗れており(第26節:札幌戦、0-2)、今節でも敗れると本拠地では2018年5月以来の連敗となる。

・川崎は現在、神奈川県のクラブとの対戦ではクラブ史上初の5連勝中。対する横浜FMは同対戦で現在、2016年6月以来となる2連敗中。

・横浜FMはアウェイ戦で現在の2連敗を含み、直近5試合でわずか1勝(1分3敗)。しかし、敵地で3連敗を喫したのは2008年7月が最後。

・川崎と横浜FMは今季、敵陣ペナルティエリア内からの得点が共にリーグ最多(61得点)。また、同エリア内のタッチ数がリーグで最も多い2チーム(横浜FM:1,053、川崎:914)。

・横浜FMは今季、試合時間76-90分間での得点がリーグ最多(20得点)。対する川崎は、同時間帯での失点が今季リーグ最少(2失点)。

・川崎は今季、決定率がリーグベスト(14.4%:71得点/492本)。対する横浜FMは、同項目が今季リーグ2位(13.5%:67得点/496本)。

・水沼宏太は、横浜FMが直近の浦和戦で記録した6得点のうち4点に直接関与した(1得点、3アシスト)。同選手は今季先発出場が11試合に留まっているが、アシスト数は2015年シーズン以降で既に自身最多(10:これまでは2017年の9本、当時先発21試合)。


ヴィッセル神戸 – 浦和レッズ

・神戸対浦和の通算41試合では、神戸が14勝6分21敗と負け越している。しかし、浦和戦では現在2連勝中。今カードではそれ以前の10試合で1勝しかしていなかった(3分6敗)。

・神戸は現在、2019年5月以来となる4連敗中(当時7連敗)。また、直近9試合でもわずか1勝しか挙げていない(1分7敗)。

・神戸は関東のクラブとの対戦で現在の4連敗を含み、直近14試合でもわずか2勝(6分6敗)。また、ホームでの同対戦では現在8試合連続未勝利(4分4敗)。

・浦和は直近7試合でわずか1敗(3勝3分)。しかし、この1敗は直近の試合で喫したもの(第27節:横浜FM戦、2-6)。また、アウェイ戦では現在4試合連続未勝利(3分1敗)。

・神戸は今季、先制点を挙げた試合で失った勝点がリーグワースト2位(-22:16試合、7勝5分4敗)。対する浦和は、同試合で失った勝点が今季リーグで3番目に少ない(-6:11試合、9勝2分)。

・神戸は1勝しか挙げていない直近9試合の間(10月10日~)、ポゼッションがリーグで最も高い(61.3%)。三浦監督が就任してから記録した3連勝の間、同項目はリーグで3番目に低かった(42.7%)。

・浦和は今季、被シュート数がリーグワーストだが、被枠内シュート率はリーグ最少(30.4%:132/434本)。対する神戸は、被枠内シュート数がリーグワースト(153本)。

・レオナルドは出場した直近13試合のうち、得点を挙げたのは1試合のみ。この間、決定率はわずか7.1%に留まっている(2得点/28本)。今季それ以前に出場した12試合では、同項目が33.3%だった(9得点/27本)。


ベガルタ仙台 – FC東京

・仙台対FC東京の通算23試合では、仙台が8勝2分13敗と負け越している。FC東京戦では現在の2連敗含み、直近11試合で8敗(3勝)。関東のクラブとの対戦では現在11試合連続未勝利(2分9敗)。

・仙台は前節G大阪戦(4-0)で、8月の神戸戦(2-1)以来18試合ぶりの白星(5分12敗)。しかし、今季ホーム戦ではリーグで唯一白星がないクラブ(5分8敗)。

・仙台は9月以降のホーム戦7試合で失点した各5試合で全敗(無失点に抑えた2試合は2分)。現在本拠地で先制点を許した試合では、4試合連続3失点での全敗。

・FC東京は直近6試合で5敗(1勝)。しかし、対戦時に最下位に位置するチームとの試合では現在6連勝中で、同直近4試合は無失点。

・FC東京はリーグ戦直近6試合で3得点しか挙げておらず、同期間(10月17日~)での決定率はリーグワースト(3.5%:3得点/87本)。アウェイ戦でも現在3連敗中で、敵地では現在6試合連続で1得点以下に終わっている(この間の1試合平均得点は0.5:3得点)。

・FC東京は今季アウェイ戦でのセットプレーからの得点数がリーグ最多の10ゴール。敵地での同プレーからの得点比率もリーグ最高率(45%:10/22)。

・長沢駿は前節G大阪戦でシュート3本から、J1では自身初及び仙台の選手としては2016年10月の鳥栖戦でハモン・ロペスが記録して以来のハットトリックを記録。同選手にとっては、今季これ以前の31本のシュートで記録した得点数と同じ。

・三田啓貴にとっては古巣との対戦。2015年以降の自身が出場した今対戦の5試合では、FC東京がすべての試合での勝利している(FC東京の選手として3勝、仙台の選手として2敗)。