川崎フロンターレは後半45分とロスタイムの得点で横浜F・マリノスに3－1と競り勝ち、勝ち点を72に伸ばして今週末の優勝に王手をかけた。21日の大分トリニータ戦で勝利すれば、5試合を残しての最速Vが決まる。引き分け以下でも、22日に浦和レッズと戦う2位ガンバ大阪も引き分け以下ならば、その時点で優勝となる。

横浜GK高丘が前半39分にペナルティーエリア外でのハンドにより退場。後半からピッチに立ったMF三笘が同8分に先制点を決めたが、直後にCKから1点を許した。川崎F鬼木監督は、後半20分に約1カ月離脱していたエースFW小林をピッチへ。猛攻が実ったのは後半45分、途中出場のMF旗手の右クロスを相手DFがクリアしたところを、DFジェジエウが流し込んだ。同ロスタイムにはカウンターから小林の復帰弾も決まり、川崎Fが3戦ぶりの勝利でVへ前進した。