FC東京は蔚山(韓国)に1-2で逆転負けし、決勝トーナメント進出は3日の1次リーグ最終節の結果次第となった。

前半1分にFW永井謙佑がMF安部柊斗からのパスを右足ダイレクトで合わせて先制に成功。13分にはFWレアンドロが決定機を迎えるなど勢いづいた。しかし同44分にMF尹に直接FKを決められると、後半は押し込まれる展開に。終盤の同40分、ふたたび尹に決められた。

永井は敗戦に「追加点を取ることが課題」と、先制して引き寄せた流れに乗り切れなかったことを悔やんだ。チームはFWディエゴ・オリヴェイラを負傷で欠いており、DF森重真人も累積警告で次節の欠場が決まった。「難しい状況だが、可能性がある限りチャレンジしていく」と長谷川健太監督。攻守の柱が不在となる3日のパース(オーストラリア)戦で真価が問われる。