アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)参戦中でF組2位の東京は3日、決勝トーナメント進出をかけ、カタールで、パース(オーストラリア)との1次リーグ最終戦に臨む。

2日に取材に応じた長谷川健太監督(55)は「総力戦になる。終盤は他会場の結果も気になると思うが、勝たないと何も始まらない。個の武器、チームの武器で仕掛け続けたい」と意気込んだ。

東京は現在、同組3位の上海申花(中国)と勝ち点7で並び、得失点差1で2位につけている。パース戦の結果と、同日の上海申花-蔚山現代(韓国)の結果により、突破が決まる。DF陣の柱である森重を累積警告で欠く一戦に、DF渡辺は「今回のような厳しいゲームはセットプレーの得点が大事になる。そこで取れれば勢いに乗れるし、積極的に狙っていきたい」と得意のヘディングでのゴールを誓った。