第100回を迎えた天皇杯の準決勝が27日、各地で行われ、J1最速Vの川崎フロンターレはJ3王者ブラウブリッツ秋田を2-0で下して4年ぶりの決勝進出を果たした。J1で2位のガンバ大阪はJ2王者の徳島ヴォルティスを2-0で下して元日の決勝(東京・国立競技場)に駒を進めた。川崎Fは初、G大阪は5大会ぶり6度目の優勝が懸かる。

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徳島は初の準決勝で、G大阪に0-2で完敗。来季浦和レッズの監督に就くロドリゲス監督は「決勝も勝利で締めくくれれば、映画のような展開だったけど、そうはさせてもらえなかった」と残念そうに話した。

今季で徳島を離れるが「J2で優勝して多くの人に幸せになってもらえたのなら本望です」と、クラブやサポーターへの感謝を口にした。