セレッソ大阪は31日、元日本代表で主将のMF清武弘嗣(31)と、21年より新たに3年契約に合意したことを発表した。

基本的に契約年数を発表しないJリーグクラブが多い中、異例の公表となった。C大阪側のレビークルピ新監督とともに、清武を中心にチーム作りを進めたい意欲が表れている。

今季は33試合8得点とキャリアハイのゴール数を誇るなど、円熟味を増してきた清武は、クラブを通じて「3年契約延長という形で契約させていただきました。世界中が大変な中、この契約を結んでくれたクラブにとても感謝しています。21年は、レビークルピ監督を迎えてまた新しいスタートだと感じています。C大阪がどうなるのか。サポーターの方々は本当に不安な気持ちもあるかもしれません。しかし、クラブ、選手、サポーターが同じ方向を向いていけば、必ずC大阪は強くなる。一体感を持って、21年もその先も一緒に戦っていきましょう」などとコメント。

清武のコメントは、監督人事などに対する一部サポーターからクラブへの批判が多かった現状を踏まえたとみられ、こちらも異例の内容となった。