ヴィッセル神戸が20日、ブラジルの名門フラメンゴのU-20同国代表経験のあるFWリンコン(20)を完全移籍で獲得したと発表した。この日、神戸が実施したサポーターとのオンラインイベントでも報告された。

180センチ、79キロの本格派ストライカーのリンコンは、クラブワールドカップ(W杯)にも出場歴があり、将来のW杯代表にも期待されている逸材。ブラジルの地元メディアでは当初、期限付き移籍で交渉と報じられたが、相手クラブの意向で推定4億円の移籍金で神戸が獲得にこぎつけた。

同選手はクラブを通じて「人生の新しい挑戦の機会をくれた神戸に感謝している」などとコメント。昨年J1で14位に終わった神戸は、同じブラジル人のFWドウグラスが在籍するが得点力不足が課題だった。

右太ももを手術したMFイニエスタの復帰は春以降になる予定で、期待の助っ人加入となる。