J2ジュビロ磐田は14日、磐田市内でJ3アスルクラロ沼津と練習試合(45分×3本)を行い、スコアレスドローに終わった。

現状のベストメンバーで臨んだ1本目は、新加入のFW大津祐樹(30)やMF鈴木雄斗(27)が先発出場。2人の連係でチャンスをつくる場面もあったが、シュートの精度を欠いた。チームとしても、カテゴリーが下の相手に無得点。鈴木は「僕も含めて、最後の精度は高めていかなければいけない」と反省した。

鹿児島キャンプも含めると、Jクラブとはここまで3度練習試合を実施。ただ、攻撃面では目に見える結果が出ていない。ゴールは3試合で計3得点。この日は初めて無得点だった。鈴木政一監督(66)は「最後の部分は練習で継続してやっていくしかない」と強調した。20日のJクラブとの練習試合が、開幕前最後の実戦になる予定。開幕まで約2週間。指揮官は「できるだけいい準備をしていく」と前を向いた。【神谷亮磨】