J1清水エスパルスは9日、富士宮市とファミリータウンパートナーシップ協定を結んだ。清水の山室晋也社長(61)らが出席し、同市役所で締結式を実施。須藤秀忠市長(74)にユニホームを贈呈し、クラブと行政が協力して地域発展に貢献していく意向を示した。

先月25日には富士市と協定を結んだ。この協定は、SDGs(持続可能な開発目標)の理念のもとで地域発展に貢献することを目的としている。山室社長は「富士宮市の多くの方がスタジアムにきてくださっている。より深い関係を築いていくことで地域を盛り上げたい」と話した。

クラブは今後、親子をホームゲームに招待する企画や、本拠会場での同市のプロモーション活動などを展開していく予定。須藤市長も「エスパルスと連携して、地域に寄り添う活動をさらに深めていきたい」と強調した。【神谷亮磨】