横浜FCの早川知伸監督(43)が9日、オンライン上で行われた就任会見に臨んだ。下平隆宏前監督(49)の解任を受け、ユースの監督から昇格。クラブOBでもある早川新監督は「監督としてなった以上、先にあることは解任、辞任しかない。このクラブでの最後のミッション、そういう位置づけをしてトライしたい」と不退転の覚悟を見せた。

現役時代に選手同士で、汗を流したFWカズ(54、三浦知良)と、今度は監督と選手の間柄となる。「『ハヤがやりたいサッカーをやればいいから。全力でサポートをすると』いうポジティブな話を頂きました」と明かした。

チームは第8節を終え、0勝7敗1分けの最下位。下平前監督が構築してきた「つなぐサッカー」をベースとした上で「残しつつ、いろんなところを修正して」と巻き返しを図る。