J1清水エスパルスはホームで横浜F・マリノスに0-0で引き分けた。1次リーグは1勝2分け。勝ち点を5に伸ばして、決勝トーナメント出場圏内となる、グループ2位の座を維持した。

前半は相手の素早いプレスに苦しんだ。押し込まれる展開が続いたが、最終ラインを中心に集中力を高く保って対応。0-0で折り返した。反撃は後半6分。DF福森直也の左クロスをFW後藤優介が頭で合わせるも、わずかに枠を外れた。その後も今季公式戦初スタメンのMF滝裕太のFKからチャンスを迎えたが、得点には至らなかった。

積極的な交代策で、終盤はペースを握った。猛攻を仕掛けるも実らず、無得点のまま、試合終了の笛が鳴った。それでも無失点を達成。手堅く勝ち点1を積み上げた。9年ぶりの決勝トーナメント進出へ、1歩前進した。【古地真隆】