2位名古屋グランパスが2-0でガンバ大阪に快勝し、今季早くも10度目の無失点試合を演じた。

首位川崎Fと同じ12試合を消化し、勝ち点3差に接近。前節鳥栖戦で今季初黒星を喫し、連続無失点は9試合でストップしたが、フィッカデンティ監督は「トータルでは素晴らしい試合をした」と再出発の勝利を喜んだ。

前半29分、FW山崎が今季3点目となる先制点を挙げた。後半10分には東京五輪代表を狙うFW相馬が、今季2点目となる貴重な追加点。「シュートを打たないと点は入らない。今日絶対やってやると思っていた」。五輪への思いも込めて左サイドで駆け回った。

次節29日と次々節5月4日は川崎Fとの異例の首位攻防2連戦が待つ。指揮官は「まず29日をどう戦うか。川崎Fと1試合やるのが、どれだけ大変な作業になるか分かっていただければ」と独特の表現で、首位取りを狙う。