ルヴァン杯1次リーグB組のヴィッセル神戸－大分トリニータ（ノエスタ）は、昨年7月以来の無観客となった。

新型コロナウイルス感染拡大で緊急事態宣言下にある兵庫県での開催のためで、0－0で引き分けた。5月11日までの宣言期間中、J1とJ2は計9試合、ルヴァン杯は2試合が無観客となる。横浜FCのFW三浦知良が柏戦に途中出場し、同大会の最年長出場記録を54歳2カ月2日に更新した。

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無観客開催でのドローに、三浦監督は「試合前のミーティングで、選手にはサポーターの思いを感じながら戦おうと言った。実際にそういう気持ちで戦えた」と総括。控え中心の布陣で臨み、後半17分にMF増山が2度目の警告で退場したが、数的不利を感じさせない全員の運動量だった。公式戦5試合未勝利が続くも、指揮官は「今は我慢する時期」。故障明けのMFイニエスタの復帰も秒読みで、反撃材料がそろってきた。