高校総体男子サッカー静岡県大会(15日開幕)の組み合わせ抽選会が10日、静岡市内で行われた。

プリンスリーグ東海に所属する7校と、各地区大会を勝ち抜いた30校の計37校がトーナメント方式で頂点を争う。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会が中止。2年ぶりの開催となる。

第1シードとなった清水桜が丘は2回戦から登場。富士見と静岡城北の勝者と対戦する。清水桜が丘の片瀬晴城監督は「大会がやれることに感謝しなければいけない。当然上を目指すが、そういう気持ちを持って戦わせたい」と話した。古豪・清水東は中部地区大会を6年ぶり制した勢いで県大会に臨む。初戦は東部地区6位の桐陽(沼津市)が相手。渡辺勝己監督は「最初の目標でもあった中部優勝を達成できたことで選手のモチベーションは上がっている」と自信をのぞかせた。

名門・静岡学園は2回戦で島田と浜松東の勝者と対戦する。全国総体出場を懸けた決勝は6月6日、エコパスタジアム(袋井市)で午後1時から行われる予定。