セレッソ大阪はこの日の試合前、Jリーグが定める新型コロナウイルスのオンサイト検査(抗原検査)を行い、検査対象の選手、スタッフが陰性判定の結果を得られたため、無事にベンチ入りできることになった。

C大阪では前日25日、選手1人が新型コロナのPCR検査で陽性判定を受けたと発表。当該選手は同日午前、37・4度の発熱があったため病院に行き、午後に検査を受けて陽性が判明した。24日までチームの練習などに参加していたが、クラブ内にはJリーグの基準で濃厚接触の疑いがある者はいなかった。

ただ、鹿島戦の試合当日はJリーグ規約などに基づきオンサイト検査を実施し、これまで定めていた試合へのエントリー可能な要件に加え、オンサイト検査で陰性判定を得る必要があった。

オンサイト検査とは、Jリーグが4月下旬から導入したもので、それまでJリーグが実施している2週間に1度の公式検査に加え、チーム内に陽性者が出た場合や、試合の直前に感染の可能性がある症状が出た場合を対象に、試合当日にJリーグが指定するキットを用いて実施する検査のこと。