アスルクラロ沼津は0-1でAC長野パルセイロに敗れ、今季2度目の3連敗となった。

0-0で迎えた後半ロスタイム、自陣右サイドからのクロスを押し込まれてゴールを許した。ラストプレーで痛恨の失点。試合後はがっくりとうなだれるしかなかった。前節岩手戦も後半45分に決勝点を許し、2-3で敗戦。今井雅隆監督(62)は「同点のまま試合を終わらせられないことが今のチームの課題」と悔しさをにじませた。

後半はロングボールを多用する相手の攻撃に押し込まれた。はね返してもボールを拾われ、再び攻撃される悪循環。体を張ってゴールを死守したが、最後に力尽きた。シュートは90分間でわずか4本。前節も3本だった。現在、順位は15チーム中13位。次戦は勝ち点2差で迫っている最下位の鳥取と対する。DF徳武正之(29)は「次に勝って浮上できるようにいい準備をしたい」と気持ちを切り替えた。【神谷亮磨】