アウェー5連戦が始まったFC東京は中断明け初戦となるサガン鳥栖戦に敗戦した。

前半7分に失点。左からのクロスに対応できずMF仙頭啓矢をゴール前でフリーにしてしまい、右足で合わせられた。

この日は守備の大黒柱であるDF森重真人(34)が累積警告で出場停止。変わってDFジョアン・オマリ(32)がCBに入ったが、穴を埋めきれなかった。ここまで6戦負けなしと好調を維持していたが、上位進出へ足踏みとなった。

長谷川健太監督(55)は「チャンスは作ったが、勝負は細かい部分。ビルドアップでひっかけられ、そのあとの対応も後手に回った。厳しい戦いは続く。1本決められるか、防げるかという試合になってくる」と、悔しさをにじませつつも次戦の必勝を期した。