ジュビロ磐田は2-1で東京ヴェルディに逆転勝ちし、暫定首位に浮上した。1点を追う前半22分にMF遠藤保仁(41)が直接FKを決めて同点。41歳6カ月17日でのゴールは、現J1横浜FCのFWカズ(三浦知良)が17年3月12日の群馬戦でマークした50歳14日に次ぐ、J2歴代2位の年長記録となった。後半7分には左CKを蹴り、MF山田大記(32)のヘディングの決勝点を導いた。元日本代表のベテランが1得点1アシストの活躍を見せ、4試合ぶりの勝利に貢献した。

▼磐田の鈴木政一監督(66) 今日は遠藤さまさまだった。1点を追う状況でのあのFKは大きかったと思う。試合前日の練習でも決めていたので期待はしていた。点が取れない中で、スペシャルなものを持っている人材がいることはチームにとってプラス材料。

▼1得点1アシストで勝利に導いたMF遠藤 (ゴールからの)距離もよかったので壁を越えて枠に入れることを考えていた。自信を持って蹴れた。練習通りだったし、素晴らしいFKだったと思う。ここ数試合は勝ち点を積み上げることができていなかったので、今日は非常に重要なゲームだった。先制されたけれど、何とか勝ち切れてよかった。

▼決勝点を挙げたMF山田 (得点シーンは)先にジャンプをしたら、ボールが僕の頭にたまたまきた感じ。本当にボールがよかった。3試合勝ちがない状況だったし、今日はホームだったので絶対に勝たないといけなかった。内容よりも結果を意識していたので、よかったと思う。