不敗の神様だ。浦和レッズの酒井宏樹(31)が、また記録を更新した。これで出場したリーグ戦は、7戦負けなし。移籍後、初得点もマークするなど「酒井様」の存在感が日に日に増している。

試合後の、一問一答は以下の通り。

-移籍後、初得点。ゴールシーンを振り返って

酒井 平野からいいボールが来た。GKの股しか見ていなかった。

-7試合目での初得点。どんなことを思ってプレーしているのか

酒井 前の試合、その前の試合でも、チャンスはいっぱいあった。その中で結果になって良かった。ただ、1失点目は、あってはいけないこと。完全に自分の責任。チームのプランニングを崩してしまった中で、前半のうちに1-1に出来たことは良かった。仲間に感謝したい。

-勝因は

酒井 1点取られたとしても、僕以外の選手は焦らず、やれていた。若い選手もいるけど、大人な選手が多い。慌てることなく、90分間で勝ちきることができて良かった。

-酒井の出場した7試合で負けなし

出た試合は全て勝ちたい。結果が出ていることはうれしいこと。僕1人で何一つ出来ることはない。仲間を信じて、仲間に信じてもらって、続けていくしかない。上を目指して頑張っていきたい。

-Jでは約9年半ぶりの得点

酒井 ゴールの後、しっかり喜びたかったが、時間差があったけど、自分のミスで失点があったので、振り出しに戻すことが出来て良かった。

-酒井から見て、浦和の好調さは

酒井 非常に自信を持ってプレーしている。若い選手が多い中、各ポジションで臆することなく、プレー出来ていることがいい結果になっている。

-残りのリーグ戦では、どんなことをテーマに

酒井 無失点を続けていきたかったが、勝つことが全て。結果が全て。僕の結果も、勝つことでDFは評価される。そこを信じてやっていきたい。

-担架で運ばれた

酒井 お尻の骨の近くの筋肉に、(東京)アダイウトンの膝が入ってしまった。ちょっと考えて、交代した。筋肉系のトラブルではないので、問題ないとは思う。

-次節は神戸戦。代表戦も近いが、

酒井 代表も大事。その中で、チームでのパフォーマンスがまずは大事。しっかりやっていきたい。

-長友とのマッチアップ

酒井 ゆうと君を含めて、いろんな知り合いもいた。ゆうと君いて、東京は締まっていた。その圧を感じた。それはすごく大事なことで、その圧を掛けられるか、掛けられないか大事。以前の東京は知らないが、すごくそれは感じた。

-酒井は1得点。長友は攻撃参加出来なかった。やった! という感じか

酒井 いや…。入りが入りだった。得点は取れましたけど、2失点目は与えていけない中、何か今日は時間が早く感じました。

-久しぶりに、先制されたが

酒井 1点取られても、自信を持ってプレーしていた。楽しかったし、僕が引き上げられた感じ。