J1大分トリニータは28日、大分県内のスポンサー担当の営業社員が車両の窃盗容疑で逮捕されたことを発表した。

8月12日、大分市内の弁当販売店のカギがついた配達用軽トラックを盗んだ疑いが持たれている。大分県警が現在、動機も含め捜査中。

28日に緊急記者会見を行い、地域貢献活動を掲げるクラブの責任を問われた榎徹社長は「驚きました。悔しいというのが正直な気持ち」。今後について「企業であるとともに、公的な組織であることを社員にはしっかり伝えていく」と謝罪した。

榎社長によると、容疑者の勤務態度については「会社内でトラブルもない」といい、会社でのトラブルについても「聞いていない。正直驚いている」という。

本人の処遇については「事実関係が分からないので、その後になる」と話すにとどめた。チームは現在19位でJ2自動降格の危機に直面している。