ヴィッセル神戸が終了間際、途中出場のFWドウグラスの一撃でアビスパ福岡を下して勝ち点60とし、3位をキープした。

神戸は日本代表FW大迫勇也(31)がベンチ外。攻撃陣はFW武藤嘉紀(29)とFWボージャン・クルキッチ(31)を中心に臨んだ。しかし、高い位置からプレスをかける福岡の戦術に苦戦した。前半はMFアンドレス・イニエスタ(37)を中心に惜しいチャンスがありながら、無得点に終わった。

後半16分にドウグラス、リンコンの攻撃的選手を同時投入。何度も決定的なチャンスを作りながら得点を奪えない。しかし41分、左サイドでMF郷家友太(22)とのワンツーで抜け出したDF初瀬亮(24)のクロスにドウグラスが頭で合わせて決勝ゴールを奪った。

神戸は厳しい戦いを耐え抜き、2連勝とした。