ガンバ大阪が後半ロスタイムに、FWパトリック(33)が今季9点目となる同点PKを決めて勝ち点1をつかんだ。その3分前に同じPKで失点し、敗色濃厚の展開だった。松波正信監督(46)との主な一問一答は次の通り。

 

-FW白井がJ1初出場を先発で飾った

松波監督 攻撃面で奪った後の背後のスペースをしっかりと使うというところ、スピードがあるので期待をしていた。そういう局面は少なかったので、よさはなかなか出なかったが、しっかりとアグレッシブに守備をしてもらった。緊張もなく試合に入れたので、J1で初出場になったが、しっかり役割はこなしてくれた。

 

-今後の改善点、残り試合に向けてチームをどう引き上げていくのか

松波監督 今日みたいな守備というところはベースではあると思うが、奪った後の攻撃の出るスピードだったりとか、少し今、守備のところを強調している部分はあるので、奪った後の攻撃、後はボールを握った時の攻撃というところをもう少し構築していければ、個人個人はボールを持てる力もある。もともと攻撃が好きな選手たちなので、先制して、もう少しゴール前のボックス近くの質というのを上げていければと思う。