逆転残留を目指す19位横浜FCは、23日に17位湘南と戦う。勝ち点差は「3」。勝てば、また一歩残留に近づく。22日、オンライン取材に対応した早川監督は泰然自若を貫いた。

一問一答は以下の通り。

 

-どんな準備を?

早川監督 今までどおり、できることを再確認した形。

-湘南の強みは?

早川監督 全員がハードワークをして、いい守備からカウンターを仕掛ける。うちと似たような形が出てくるのが湘南さんの強みかと。どんどん人がわき出てくるような感じ。ターゲットになるFWウェリントンも強みかと思っています。

-3バックで、DF岩武の起用の意図は?

早川監督 適正は、大学のころからもやっていた。コンディション的にもよくなっていた。状況を把握して、周りにもコーチングができる。対人に対しても強い。サイズは後ろにしては、小さいが、カバーできる身体能力もある。よくやってくれている。

-5人の新外国人の影響力は?

早川監督 力は、もちろんある。それによって、競争という原理が働いた。戦う姿勢、モノはできあがってきた。覚悟を持って、加入してくれた。なんとしても残留させるというミッションを約束しての契約。強い思いを言葉で、プレーで表現してくれている。一丸となるために協力してくれている。

-失点が多い

早川監督 やられているとか、失点はあるものの、ネガティブにとらえていない。勝つために必要なこと。原因も含めてやることは確認している。しっかりとできていると思う。

-湘南をどう見る

早川監督 以前よりも長いボールが減った。サッカーをしてくる感じ。

-残留争い

早川監督 重要な試合とは理解している。ただ、38分の1としか位置づけていない。勝ち点3以上の価値はあるが、自分たちは目の前の試合に勝っていくしかない。

-チームの変化はどう感じる?

早川監督 大きく変わることはない。慢心、安心はない。置かれている立場は厳しいことは伝えている。チェレンジャー。やっていくしかない。

-プレー面、メンタル面でどう持っていく

早川監督 まず全員がハードワークしないといけない。1人が隙を見せることなく、走り続けることが大事。メンタル面では、1つのゲーム、1つのプレーに一喜一憂することなく、したたかに、真面目に出来るか。毎試合、毎試合が決勝戦。