J1清水エスパルスのMF鈴木唯人(20)が、残留に向けて一戦必勝で今季残り3試合を戦う覚悟を示した。

16日は静岡市内で練習。20日のサンフレッチェ広島戦(アイスタ、午後3時)に備えた。

平岡宏章監督(52)の就任後、初戦となった前節6日の北海道コンサドーレ札幌戦(2△2)では、後半13分から途中出場。攻撃を活性化させ、勝ち点1獲得に貢献した。鈴木唯は「(平岡監督から)前を向いて仕掛けるプレーを求められた」と振り返った。

札幌戦から広島戦までは、2週間の間隔が空いた。まとまった準備期間で、攻撃パターンの確認を繰り返してきた。鈴木唯は「相手の背後をとる意識。攻撃のバリエーションを増やす練習もしてきた」と手応えを示した。

現在リーグ16位で、降格圏17位以下との勝ち点差は「3」。プロ2年目の若武者は「1試合1試合、戦うことが全て。個人としては、最後まで走りきって、結果で貢献したい」と力を込めた。【古地真隆】