約2週間の中断を経てJ1は残り3試合の最終盤を迎える。今節で下位3チームはJ2降格が決まる可能性があり、決死の覚悟で臨む。
18位大分、19位仙台、20位横浜FCは、勝てばJ1残留の可能性を残すが、引き分け以下に終われば、他カードの結果次第で来季J2降格が確定する。3チームの降格が決まってしまうパターンは以下の通りとなる。
・大分(鹿島戦)
(1)●→湘南○、清水○
(2)●→湘南△、清水○、徳島○
(3)△→湘南○、清水○
・仙台(湘南戦)
(1)●→清水○△
(2)△→清水○、徳島○
・横浜FC(神戸戦)
(1)●→湘南○△、清水○△
(2)●→清水○△、徳島○△
(3)△→湘南○、清水○
(4)△→湘南△、清水○、徳島○
大分は4位鹿島、横浜FCは3位神戸と、来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を争うチームとの対戦で厳しい戦いが予想される。仙台は同じく降格危機の15位湘南との直接対決となる。
17位徳島はアウェーで9位東京と対戦。残留圏の16位清水はリーグ戦で最近4連敗中と相性の悪い10位広島をホームに迎え撃つ。
27日の第37節には湘南-徳島の直接対決が組まれており、どちらか一方が必ず勝ち点を上積みすることになるため、結果次第では今節で3チームの降格が確定する可能性がある。
◇J1第36節
仙台-湘南(14時・ユアスタ)
浦和-横浜(14時・埼玉)
東京-徳島(14時・味スタ)
G大阪-名古屋(14時・パナスタ)
C大阪-川崎F(14時・ヨドコウ)
鳥栖-札幌(14時・駅スタ)
鹿島-大分(15時・カシマ)
横浜FC-神戸(15時・ニッパツ)
清水-広島(15時・アイスタ)
柏-福岡(16時・三協F柏)