川崎フロンターレはセレッソ大阪に快勝した。前日に今季限りでの引退を発表したC大阪・FW大久保嘉人(39)は、後半開始から途中出場。13年~16年、18年と計5シーズンプレーした古巣相手に、得点を決めることはできなかった。

試合後、先発した川崎F・MF脇坂泰斗は「引退を聞いて一番に感じたことは、(昨季限りで引退した中村)憲剛さんと同じように、まだできるんじゃないかと思った」と話した。

この日もピッチ上で対峙(たいじ)して「相手としてすごく脅威で、嫌なところでの迫力もあったので、感じたことは間違っていなかったと認識した」というが、「ヨシトさんが決断されたことなので、尊重するしかないと思う」。Jリーグ史に残るレジェンドへ、敬意を込めた。